DTMで曲を作り、YouTubeはじめました。その3
ヒガ*キラです。ロックミュージックのかっこよさを体現するために自宅で音楽制作を行っています。
年齢的には、熟年期というより高齢期に片足突っ込んでいます。およそ四半世紀ぶりに自宅で作ったオリジナル楽曲の制作を記事にしています。
その1では、カセットテープからDTMへと変容した録音ツールの話や制作プロセスの話をし、その2では、YouTubeチャンネルにアップしたオリジナル楽曲を紹介しました。今回その3は、アップしたオリジナル楽曲紹介の続編です。
4.『いつか歌うたってあげるって』
青春チックなラブソングは柄に合わないため、過去の淡い気持ちをほじくり出すこともせず、架空の小説を思い浮かべ、映像化したときのテーマ曲を歌う、という設定で作りました。
今回制作した6曲の中ではいちばん短く、シンプルで分かりやすい構成となったと思っています。
ミュージックビデオには印象的な女性のイラストを使いたいと考え、外部のクリエイターにイラスト制作を依頼しました。Aメロとサビ前のつなぎはインパクトの強い映像になったと思っています。
◇サウンドノート◇ ドアーズが好きで、いつかドアーズ風の音を入れたいと思っていて、曲中にそれがハマりました。ちなみに間奏はデヴィッドボウイ風のアレンジを施しました。
ヒガ*キラ|いつか歌うたってあげるって
5.『パンタロン』
パンタロンという単語も聞かなくなりましたが、ここはベルボトムではなく、パンタロンと言うのが似合う、ノルタルジックな思いを込めた曲です。
少年時代を過ごした1970年代の思い出。劇団木馬座、藤城清治画伯のこびとの影絵、ピンキーとキラーズ主演のTVドラマ、フィンガー5が出ていた歌謡ショー。当時流行ったベルボトムジーンズを身につけたときの、少し大人になったような気分。
曲調は、1967年あたりのビートルズ風、ちょっとサイケなアレンジになりました。
◇サウンドノート◇ 昔のバンド仲間I君のアルペジオギターが曲に光沢を与えてくれました。コード弾き箇所のディストーションの掛かり具合もいい感じです。
6.『La Vita』
高齢期に片足を突っ込み、まだおぼろげではあるけれど、死生観のようなものを曲のテーマにしたいと考えました。その結果、ラ・ヴィータ(人生、生命)という、シンプルですが、大きなタイトルになりました。
過去、今、未来への思いが時空の中でウネウネと交差するようなイメージです。自作の曲としては長尺の6分超え。プログレとまではいきませんが、テーマが大きいので、少し大作志向に。
◇サウンドノート◇ 曲は大きく3つのパートに分かれますが、第3パートは聴けば分かるキングクリムゾン風のプログレ的な展開です。本家に比べてだいぶあっさり味(?!)ですが。
以上、その2からその3にわたり『Magic Days』と名付けたミニアルバムのオリジナル楽曲6曲を紹介しました。
今後は情報発信の場所をインスタグラム @kira_rocksica に移行するため、ブログはここで休止致します。読んでいただいた方に感謝を申し上げます。
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