大人ロックへの道

熟年DTMerが綴る音楽創作の記録。それDEMO ロックしか。

DTMで曲を作り、YouTubeはじめました。その2

ヒガ*キラです。ロックミュージックのかっこよさを体現するために自宅で音楽制作を行っています。

年齢的には熟年期というのか、高齢期にだいぶ近づいています。およそ四半世紀ぶりに自宅で作ったオリジナル楽曲の制作を記事にしています。

前回その1では、カセットテープからDTMへと変容した録音ツールの話、制作プロセスの話を書きました。今回は、YouTubeチャンネルにアップした楽曲を紹介していきます。

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1.『失敗人生(なんかじゃない)』


あまり曲にメッセージを込めないほうですが、『失敗人生(なんかじゃない)』の詞は、自分と同世代、塾年
期から高齢期に差し掛かろうという人たちをイメージして、ポジティブなメッセージを入れました。

今の年齢で曲を作る意味は何か。生きてきた中で思うことを表現することではないか。普遍的なメッセージとして書いたつもりですが、やはり自分の思いが投影されていることで、今回作った楽曲の中でも、少し特別感のある一曲となっています。

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MVは、頭でイメージしたビジュアルをそのまま再現するため、外部クリエイターにイラストを依頼し、オリジナル映像作品として制作しました。

サウンドノート◇ 最初は、以前テレビドラマのエンディングで聴いたトム・ウェイツのような重く渋いボーカルが頭の中で鳴りましたが、自分には無理なので、ポップ期のイーノのようなダブルトラックで素直に歌い、穏やかな曲調にしました。

ヒガ*キラ/失敗人生(なんかじゃない)

youtu.be


2.『真夏の太陽』

学生時代はバンドを組み、ポストパンク、ニューウェーブ系のオリジナル曲をやっていました。自分の音楽創作の原点は、ウルトラヴォックス、エコー&ザ・バニーメン、XTC・・等々、その時代の音であり、『真夏の太陽』は原点回帰を意識して作った曲です。

曲のイメージは、夏の海岸に太陽が照りつけ、まぶしく光る海を遠くから見ている。気だるくて、何ともやるせない心持ち。

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最終的に曲が完成すると、ニューウェーブ感がマイルドになり、どこか懐かしい、昭和エモい感じに仕上がりました。

サウンドノート◇ 一度ミックスした段階で音数が少し足りないと感じたため、慣れないアコギで音を足しました。

ヒガ*キラ|真夏の太陽【MV】 - YouTube

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3.『T.ROX Stardust』

曲名から想像がつくとおり、T.レックスロキシー・ミュージックデヴィッド・ボウイ・・70年代黄金期のロックサウンドを散りばめた曲です。

10代のころにレコードを聴きあさった70年代ロックへの敬愛の念を、1曲に込めて表現する。それが『T.ROX Stardust』のコンセプトです。

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T.レックスといえばブギーという印象ですが、この曲は、ノリ重視のリズムにして、そこにマーク・ボラン風の歌唱を乗せる(だいぶ違う?!)。曲の中盤はベルリン時代のデヴィッド・ボウイ、曲の後半はブライアン・フェリーをイメージして歌いました。

サウンドノート◇ ゲスト参加の友人I君のギターが、”70年代レスペクト”をイメージどおりに体現してくれました。

 ヒガ*キラ|T.ROX Stardust【MV】 - YouTube

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今回は以上です。オリジナル楽曲3曲の紹介でした。

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次回、YouTubeチャンネルにアップした残りの楽曲を紹介します。

◆オリジナル楽曲の試聴 → ヒガ*キラ 音楽チャンネル それDEMOロックしか - YouTube